2023養育費の日キャンペーンイベント - 東京千葉埼玉茨城で面会交流支援なら一般社団法人おやこリンクサービス

「幸せおやこフェスタ～子どもの未来のために養育費を知ろう！～」

NPO法人M-STEPをはじめとした11組織によってつくられているチーム｢YOIKU」は、2023養育費の日キャンペーンイベントStage1「幸せおやこフェスタ～子どもの未来のために養育費を知ろう！～」を4月16日に開催いたします。

【キャンペーンの目的】

チームYOIKUでは、養育費の未払い問題は当事者だけの問題ではなく子育てにおける「親としての責任」の問題としてとらえ、養育費が２割しか支払らわれていない現状を多くの人が問題視し、大人としての責任を考えていけるように提言しています。

今年度のキャンペーンイベントは、「幸せおやこフェスタ～子どもの未来のために養育費を知ろう！～」と称して、当事者発言のかたちでさまざまなケースをお届けすることで、この問題について、よりポジティブに、次世代までを見据えた深い考えを促すきっかけの場を作ることを目的に開催いたします。

【事業概要】

養育費をもらっている方、養育費を払い続けているが子どもに会えない方、養育費があることで親の愛情を感じている方、面会交流の素晴らしさを体験している方など様々な角度から離婚・養育費・面接交流について体験している方の生の声を届け、共感し、この問題について多角的に深く考えるきっかけの場を作る。

【意図される効果】

離婚後の家庭には様々な問題が潜んでいます。経済問題、養育費問題、面接交流など。親同士の感情で離婚になり、子どもの気持ちはないがしろにされがちです。

子どもたちはいろいろ考え、悩み、傷つき、気を使い、一人でとても寂しく辛い思いをしています。でも、力強くも生きています。そんな子どもたちをどのように見守るのか。

同居、別居に限らず、親として見守るには、どうしたらいいのか。また、その親を支えるには社会がどのようにしていくべきか。離婚当事者だけの問題ではありません。

このイベントを通じて、いろいろなメッセージを社会全体に投げかけたいと思います。

【支援団体メッセージ】

一般社団法人おやこリンクサービス　新川てるえ
前NPO法人の時代から２０年近くやってきた啓発活動ですが、支払い率は一向に上がらないし長い課題だなと感じています。でもイベントは明るく楽しくやって、この問題をみんなが考えてくれるキッカケになればいいなと思っています。

NPO法人M-STEP　平田えり
新川と一緒に長年、啓発運動をやってきました。
私は、別居親の母から、養育費を貰って育った子どもの立場です。
現在は、シングルマザーではありますが、私の子どもたちも別居親から、ほんの少しだけ、養育費を貰っています。養育費は、子どもの権利。親のエゴで、支払わないというのではなく、親の義務として、子どもに支払えば、子どもも別居親に感謝する日が来ると思います。みんながハッピーになれるイベントを作りたいです。

家族のためのADRセンター　小泉道子
民間の調停機関を運営しています。
養育費の前向きで明るい発信に共感させていただき、今回のイベントの仲間に入れていただきました。よろしくお願いします。

株式会社Bonheur　なかやたえ
養育費について、明るくポジティブな捉え方や取り組み事例を共有することで前向きに養育費の大切さが浸透していくとよいなと思います。家族の形がそれぞれのように養育費の形も親子ごとにそれぞれあって良いと思っています。

一般社団法人ペアチル　南翔伍
養育費を不定期にもらっていた母子家庭で育ち、養育費の重要性は肌身で感じてきました。（株）小さな一歩で養育費保証サービスもつくってきて、「養育費の不払い」に向き合いつづけているため、1人でも多くの世帯が養育費を受けとれる日が訪れるための一つのきっかけにしていきたいです。

一般社団法人ペアチル　松本悠幹
南翔伍と一緒に、ひとり親家庭向けの団体を立ち上げました。
多くのひとり親の方々からお話を聞いてきて、「養育費」や「交流」は、未だ様々な問題に繋がっているキッカケになっていると思っています。
今回のイベントや皆さんとの話を通して、私自身もより理解を深めていきたいですし、一家庭でも多くの人が、心を楽にするキッカケづくりができればと思います！

NPO法人ウィーズ　光本歩
2010年の養育費のイベントに、新川さんの娘の明日菜とともに子どもの立場で登壇してからもう13年が経とうとしていて恐ろしいです(笑)
養育費も面会交流も「子どものため」と言い切るに無理がある社会だなと感じますが、ソフト、ハード面ともにできることはまだあるように思います。
明るく楽しいイベントで前向きな啓発となると、自分にできる役割ってなんだろう？と正直見えてないのですが、ひとまずみなさんとの協働を楽しめたらと思います！よろしくお願いします。

再婚専門相談室STEP&GO　ひとり親家庭(予備軍OK)お助け隊　愛間ユウジ
婚活の相談に来られるシングルマザーの方が、経済的なことやお子さんの教育のこと、将来設計、ご自身の心の不調など、いろいろなお悩みを抱えていて、それらをワンストップで一緒に相談に乗りたいと思い、各ジャンルの専門家にプチ相談ができるLINEオープンチャット「ひとり親家庭(予備軍OK)お助け隊」を立ち上げました。その中で、養育費についてのご相談が一番多いと言っても過言ではありません。イベントを通しいろいろ勉強させてください。

株式会社イントラスト　後藤弥月
養育費保証サービスが誕生した当初から、お問い合わせいただいたひとり親の方々のお話をたくさん聞いてきました。その中で、養育費の不払い問題がいかに深刻で根深い問題であるかを痛感しています。子どもの将来の夢や進路は、親の都合で制限されるべきではありません。このイベントを通して、子どもたちの大いなる可能性が閉ざされてしまわないように、そして、少しでも多くのひとり親家庭・別居親の方々の未来を明るくできるように、保証会社という立場から貢献できればと思います。

株式会社イントラスト　髙橋香立
一昨年4月にイントラストへ新卒入社し、昨年の11月より、弊社の養育費保証事業担当として着任いたしました。実際に養育費支払いに関するお悩みでお問合せいただく方の中には、私と同年代の方も多く当初はかなりショックを受けました。今回のイベントでは、そういった世代の支払い義務者の方々にも養育費の重要性が伝わるようサポートできればと思っております。

面会交流アプリraeru　境領太
raeruにも養育費に関する定型文の追加リクエストがあったりして、面会交流と養育費は離婚当事者にとって大切な問題だと思います。

一般社団法人ひとり親支援協会エスクル　今井智洋
私はひとり親当事者ではなく、この活動を始めた時に、あまりの養育費の不払い率の高さ、また養育費の金額の少なさに驚かされました。同じ日本人男性として、養育費を払わず逃げている男性を恥ずかしく思い、養育費の「逃げ得」を許さない社会づくりが必要と感じています。例えば、いじめはかっこわるい、薬物はダメ・絶対のような、養育費を払わず逃げていることは恥ずかしい、養育費不払いはダメ・絶対のような社会機運の醸成が必要になると思います。
ここら辺は今までも国や自治体に言ってきましたが、ようやく動き出した？、でもやってる雰囲気を醸し出すだけ？と何とも心もとない印象です。
「4月19日」の養育費の日の認知度向上など、個人的には民間の力でもできることはあると考えています。

一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センター　古川玲子
びじっとは親子の面会交流を支援しています。面会を継続している方たちの多くは、養育費も継続していますね。
子どもたちが育つための心と体の栄養、面会交流と養育費は車の両輪と感じます。
今回のイベントが実施率UP＆継続性確保のきっかけになれば！と願っています。