面会交流アプリ「raeru(ラエル)」を使った支援

支援機関の「raeru」の活かし方

私たちは2026年1月現在、おやこ交流支援支援機関としては唯一、面会交流アプリ「raeru」を全ご家族に利用して支援を行っています。
このアプリは日本初のおやこ交流支援アプリとしてGUGEN Software が運営しています。
raeru公式サイト

従来は離婚した当事者同士が、自分たちで面会交流を行えるように作られたアプリになります。自由にダウンロードして無料で使えます。

私達はサポーター(支援者)が参加できるように設計してもらっています。

従来は離婚した元夫婦が直接やりとりをしなくてはならないところを、お父さんとお母さんのグループをそれぞれに作成して、そこに現場を担当するサポーターと、連絡調整をするスーパーバイザーが参加し、支援の連絡調整から、当日の現地支援までを一貫しておこなっています。

「raeru」を利用する数年前までは、この連絡をLineグループで行っていたのですが、個人のLineを利用しなくてはならないセキュリティの不安や、父と母のグループが一括管理ができないことで、投稿の間違いが起きやすいことなどがとても不安でした。

また、「raeru」では交流日のカレンダー設定ができ、リマインドをしてくれるので、利用者もサポーターも事前確認ができて便利です。

そして当日は支援の開始時間に、離別親とお子さんの交流がスタートしたときに「開始」のボタンを押してもらいます。これで同居親側に通知がいくので、わざわざLineなどで連絡をしなくても支援が無事にスタートしたことが知らされます。

終了は逆で離別親と別れて、同居親に無事にお引渡しをした時点でサポーターが「終了」ボタンを押す流れになっています。するとお子さんが無事に帰路についたことが別居親に報告されます。

終了後にサポーターはすぐに次回の予定を確認して、アプリの中に次回予定の設定の確定を作ります。そんな流れで支援が行われています。

アプリはLineが使える人ならば簡単に使える設計になっているので、ダウンロードしてもらったらこちらでグループ設定を作り、招待コードを利用して参加するだけの簡単な流れで利用できます。

自立への支援に向けて

私たちはこのアプリを利用して支援機関からの自立を目指しています。

最初はお互いにやりとりをするのが嫌な関係性ですが、安心安全なおやこ交流を通して、カウンセラーとの面談を挟みながら進めていきます。

離婚したら夫婦の関係は終わりますが、子どもがいる場合には親としての関係はずっと続きます。そこを理解してもらい、いずれ自分たちで必要最低限はやりとりができる関係性を目指して欲しいと思っています。

アプリの中には必要最低限のやりとりができるような「定型文」の利用の機能もあるので、最初は定型文から利用してやり取りするとストレスがなくできるようです。

お子さんが小学校中学年くらいになると離別親との連絡が自分でできるようになるのでお子さんをアプリの中に参加させて、連絡を取り合えるようになって支援を卒業していくケースもありました。

このように、私たちは「raeru」を活かし、利用者の皆さんの自立を応援しています。
いきなり支援機関からの卒業が怖い方には、見守りという形でご納得がいくまで支援者がやりとりを見守る段階も設けていますので、自立を目指して頑張っていただけると嬉しいです。