- 「面会交流がしんどい・・・」と感じています。どうしたらいいでしょうか?
- 嫌いになった元配偶者と、離婚後も関わらなくてはいけないと思うと「しんどい」と思う気持ちは誰もが同じです。それは養育親だけではなく、離別親もそうだと思います。
離婚して夫婦の縁は切れるけれど、子どもがいる場合には「子の親としての関係」は永遠に続きます。
「解りあえなくて話し合いができないから離婚したのに、子どものことで別れた後にも話し合いをしなくてはいけないなんて!」
「離婚したあとに子どもの躾等について、あれこれ言われたくない」
「大っ嫌いでもう関わりたくない」
離婚後の面会交流は、そんな気持ちを抑えながらお子さんのために実施されています。
なので、我慢して思い悩んで気持ちが病んでしまう親御さんもいらっしゃいます。
あるお母さんから
「無理して取り繕うのはやめて、面会から帰宅した子どもに、ママはパパのことは大嫌いだから、あの人の話はしないで」
と伝えたという話を聞きました。
お子さんはとても悲しかったと思います。
私たちは支援者として、そんな話をお子さんにしないでくださいという注意はもちろんしますが、それではこの「しんどい」気持ちをどうすればいいのでしょうか? おやこリンクサービスの支援を担当するスーパーバイザーは「選択理論」を学んだカウンセラーです。
選択理論では「思考」や「行動」は自分が選んでいると教えています。
そう考えると、面会交流に向き合うときのネガティブな感情は自分が選んでいるのだから、選ばないようにしていくしかないのです。
いつまでも相手のせいにして、ネガティブな気持ちを選択するのをやめましょう。
過去のトラウマに縛られていないで、楽しいことを選んでするようにしたりして、上手に気持ちの切り替えをしていけるといいと思います。 お子さんの面会の時間が、待っている親にとって、自分で楽しいことができる時間になるといいですね。
そのためには心のトレーニングが必要です。
やり方がわからない場合には、私たちカウンセラーにぜひ相談してみてください。
当団体利用者以外の方からも面会交流に関するご相談は受付しています。
新川てるえのカウンセリングオフィス
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